水戸藩士殉難150年記念事業
 2018年は明治維新150年にあたり、水戸市の「明治維新150年記念事業」に連携し、水戸殉難者恩光碑保存会では「水戸藩士殉難150年記念事業」を計画しました。岡見事務局長を実行委員長に任命し、水戸市教育委員会、「幕末維新水戸藩有志を偲ぶ会」の協力を得て、下記の事業を実施しました。

水戸藩士殉難150年記念事業内容(会報知恩第24~26号参照)

   項目 実施日  実施内容
1 会津若松、灰爪研修会 2018.5.16~5.17 5/16、会津若松「水戸藩諸生党鎮魂碑」で慰霊を行い、会津若松市、会津史談会、白虎隊記念館関係者と交流した。5/17、柏崎市西山町灰爪で慰霊を行い、灰爪の丘・史跡を守る会と交流した。
2 匝瑳市八日市場研修会 2018.9.27 高橋水戸市長、太田匝瑳市長に参加いただき、匝瑳市脱走塚(水戸藩士の墓)で慰霊法要を実施し、匝瑳市関係者と交流した。
3 祇園寺・慰霊法要 2018.12.2 祇園寺で慰霊法要を実施
4 灰爪の丘史跡・顕彰碑修復、案内板(標柱)設置事業 2018.7~8 劣化した顕彰碑を修復し、案内板(標柱)を設置した。
5 記念講演 2019.2.9 茨城大学名誉教授、鈴木暎一先生による記念講演「御三家水戸藩の光と影」を実施
6 記念誌発行 2019.2.9 常磐短期大学特任教授、市村眞一先生(当会顧問)著「埋もれし人々に光を」を刊行
7 灰爪の丘、お地蔵さん設置 2019.3設置
2019.6開眼供養
稲田の石でお地蔵さんをつくり、灰爪の丘の藩士が眠る塚の前に設置。2019.6.28に岡見事務局長、弓削役員が灰爪を訪問し、開眼供養を行った。
8 結城寅寿の墓、標柱設置 2019.3 水戸市清厳寺の結城寅寿の墓に標柱を設置

 水戸藩士殉難150年記念事業の一環として平成31年(2019)2月に、鈴木暎一先生(茨城大学名誉教授)による記念講演「御三家水戸藩の光と影」を実施し、市村眞一先生(常磐大学特任教授 当会顧問)執筆による記念誌「埋もれし人々に光を」を刊行しました。
 下の項目をクリックすると、鈴木先生の記念講演の様子を再生してお聞きいただけます。また、市村先生執筆の記念誌をダウンロードしてご覧いただけます。記念誌がタイトルのように、埋もれし人々に光を与えることを、切に願います。

記念講演「御三家水戸藩の光と影」
(クリックすると再生します 時間:約1時間40分)

記念誌「埋もれし人々に光を」(PDF)
(クリックするとダウンロードできます)

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